「歌手になりたい。でも、都会じゃないし、ボイトレ教室も近くにないし…」
そんなふうに思って、夢をあきらめかけていませんか?
でも、大丈夫。今はネットも動画も充実していて、地方からでもプロの歌手を目指す時代です。
この記事では、地方に住みながらでも始められる「自宅でできるボイトレ」の方法や、初心者が最初に知っておくべき基礎知識をわかりやすく解説します。
ボイトレって何をするの?初心者のための基本知識
**ボイストレーニング(略してボイトレ)**は、歌声や話し声を鍛えるトレーニングのこと。
プロの歌手だけでなく、声優や俳優、Youtuberなど、「声で表現する仕事」を目指す人すべての基礎になります。
ボイトレでは、以下のようなことを練習します:
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お腹から声を出す「腹式呼吸」
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音程を正確にとるピッチ練習
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声の通りをよくする共鳴トレーニング
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滑舌をよくする発音練習
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喉を痛めない正しい発声法
これらを身につけることで、「声量が上がる」「音程が安定する」「歌が聴きやすくなる」など、歌手としての土台が作られていきます。
地方にいてもできる!自宅でのボイトレ練習3ステップ
ステップ1:腹式呼吸を身につけよう
歌の基本は腹式呼吸。喉ではなく、お腹で息をコントロールする呼吸法です。
やり方:
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仰向けに寝て、へその上に手を置く
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鼻から息を吸って、お腹を膨らませる
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ゆっくり口から息を吐いて、お腹をへこませる
→1日3〜5分でOK。お腹が風船のように動くのを意識して!
ステップ2:リップロールで声帯をゆるめよう
口を閉じて「ブルルルル〜」と唇を震わせるリップロールは、喉の力を抜いて発声する練習にぴったり。
やり方:
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唇を軽く閉じて「ブルルル〜」と音階をつけながら10〜15秒
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声を出しながら、音程を上下させると効果的
プロの歌手や声優もウォームアップに取り入れている定番メニューです。
ステップ3:好きな曲で“1フレーズ練習”
好きな歌をまるまる練習するのも楽しいですが、1フレーズだけ繰り返す練習が効果的です。
ポイント:
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Aメロやサビの1行だけに集中
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録音して、自分の声をチェック
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息継ぎ・音程・感情の乗せ方を意識
「思ってたより声がこもってる」「音程ズレてる」と気づくことで、自分の弱点が見えてきます。
独学に役立つ!おすすめ無料ツール・YouTubeチャンネル
地方だと、プロの先生に直接習うのが難しい…。でも今は動画やアプリを使った学習が充実しています。
✅ YouTubeおすすめチャンネル
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しらスタ【歌唱力向上委員会】:プロの目線で楽しく解説
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あさぎーにょ:声の出し方や感情表現をわかりやすく学べる
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ボイトレチャンネルKEN:初心者向けに基礎から丁寧に解説
✅ 無料ボイトレアプリ
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Vocal Image(ボーカルイメージ):AIが発声をチェックしてくれる
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Tunable:音程チェックに最適
まずは、1日10分から気軽に始めてみましょう!
地方にいることはハンデじゃない。むしろチャンスかも
都会にはレッスンやライブチャンスが多いのは事実。でも、SNSやYouTubeがある今、地方からでも歌手になった人はたくさんいます。
例えば:
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地元でTikTokを始めて、1曲バズってメジャーデビュー
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YouTubeの歌ってみた動画からオーディションに呼ばれた
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地方ライブをコツコツ続けてファンを増やし、全国デビュー
あなたにもそのチャンスはあるんです。
最後に:夢をあきらめないで。今日の一歩が未来をつくる
「ボイトレなんて自分には無理…」
「プロのレッスンを受けなきゃ上達しないんじゃ…」
そんなふうに思ってしまう日もあるかもしれません。
でも、大切なのは「続けること」。
たとえ10分でも、今日歌った一曲が、1年後のあなたの声を作ります。
夢は、動き出した人にしか近づいてきません。
今日から、あなたも一歩踏み出してみませんか?